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西の高野山とも
呼ばれる
湯谷ヶ岳に登ろう
標高622.4メートルの頂上付近には熊野権現が祀られタイコ岩、シャクシ岩、コジキ岩、ツリガネ岩、クグリ岩、刀で一刀両断したような岩など、その他多くの巨岩、奇石があり胎内潜りを始めとする霊場が合ったと言われています。
コジキ岩には実際に人が住んでいました。
北西側には三角池なる水面が緑色をした神秘的な池がありましたが、埋め立てられ今は存在しません。
(山林仏教の聖地、岳山、浦山、大堂にあったと言われる万願寺、また柏原の宝山と共に『西の高野山』と呼ばれました)。
湯谷ヶ岳そのものを神々の降臨する神奈備山であったと考えられます。
湯谷は平家の里と言われ伝承では岳のタイコ岩の下には平家伝来の品や貴重な財宝が隠されており掘り起こすと湯谷集落に崖崩れや山津波などの災難が起こるとされています。
そのスケールにきっと驚く
湯谷ヶ岳には7つの岩があり、その一つ一つに名前が付けられています。
石碑には名前と名前に込められた思いが刻まれています。
この名前ですが、湯谷にある福泉寺のおしょうさんと地元の方で考え、石碑を立てました。
また、湯谷ヶ岳の山道ですが数年前の台風の影響により登山が出来るような状態ではありませんでしたが、10月末に皆さんのご協力により整備され、11月15日にこの石碑も搬入されました。
この取り組みをきっかけに湯谷ヶ岳への登山者が増えればいいなと思います。
頂上に建つ
大日如来の化身、
熊野権現
湯谷ヶ岳の頂上付近にあります。
熊野権現には大治2年(1127年)の年号が彫られた石塔が建っていましたが、今は見当たりません。
石の鳥居も途中で折れています。自然石の灯籠は一対残っています。
権現は大日如来の化身、その東側に配されるのが薬師如来、まさに法華寺、福泉寺は熊野権現の東側にあります。
一昔前をプレイバック
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